歯の色に近い白色でコーティングされたワイヤーと、やはり白色のセラミックブラケットを使って行う矯正治療。装置も小さく、装着時に目立ちにくいのが利点である。
下から見たところ
6ヶ月~2年(症例によります)
ワイヤーとブラケットの摩擦係数が小さいので、多少は歯の動きが速くなり、治療期間短縮に有利。装置が目立ちにくい。
一般のワイヤーに比べると、治療費は約2割ほど高くなる。
通常のワイヤーと、セラミックブラケットを組み合わせた治療法。
6ヶ月~2年(症例によります)
セラミックのブラケットは、白色で目立ちにくい。
価格は、上記よりは、多少安くなる。
ブラケットは目立ちにくいけれども、ワイヤーは通常のものなので、その分目立ちやすい。
従来からある、一般的な矯正装置。
6ヶ月~2年(症例によります)メリット
上記の2種類の治療法に比べ、価格が安い。
治療期間は、すべてほぼ同じ。
目立つ。
7歳~12歳くらいまでを対象とした矯正治療。
樹脂でできた装置を使い、唇の筋力を使って奥歯を押して矯正をする。あごの発育コントロールを行うことができる。この治療であごを整えた後、一般の矯正治療に、移行する例も多い。時期を逃さずに行うと、成長のために、また歯の将来のためにも、大変有益な治療である。この治療で使われるリップバンパーという器具は、本来このような使われ方をするためのものではありませんでした。しかし、従来、特に子供の矯正治療に使われていたヘッドギアなどの装置は、患者様に大変なストレスを与えるものですし、そういった苦痛を与えずに効果のある治療法を探していて、たどり着いたのが、このリップバンパーです。
左図二点はヘッドギアのイラストです。こういったストレスの多い器具を極力使用したくない、そういう考えからリップバンパーの利用法を考えました。
1年~2年(症例によります)
お子様の将来のために、大変有益な治療法。
治療できるタイミング、時期が短い。